転職者による座談会 |
CHAPTER 02 入社後編
関西営業部大阪1グループ。大手空調機器メーカーをメインに担当。2009年、OA機器商社に新卒入社し、OA機器などの販売・サポート・サービスに従事。古文書の読解などを行う文系学部卒。不二工機には2014年に入社。
グローバル調達本部のグローバル生産企画部。液晶ディスプレイのメーカーで、試作、設計、製品仕様書作成、プロジェクト管理などに従事。理系の工学部電気工学科卒。不二工機には2018年5月に入社。
技術四部の電動デバイスグループ。カーナビの設計を行っている会社に新卒入社し、液晶の回路設計などを担当。電子情報系の大学卒。不二工機には2017年に入社。
EVはこれから主流になっていく車です。その部品開発においては難しい要求もあります。しかしお客様と、将来どういう自動車開発を目指しているのかを話しながら取り組めるのは、大きなやりがいを感じられます。あと、当社では機械設計と電気設計でグループが分かれています。お互い主張があるので、妥協点を見つけるのが難しいですね。
基板サイズに対して、電子部品に乗せようとしたら、搭載スペースがないとか。
そうそう。あともうちょっと安く済ませて、とか。笑
T.Kさんの言う通り、私もお客様と一緒にプロジェクトを進めていけることに魅力を感じます。お客様と長期的な関係をつくりながらビジネスできることがこの会社の特徴ですね。私の場合、前職とは真逆で、担当は一社です。なので、ある種、売りっぱなしの営業がしたい人には向いていないかもしれません。継続した良好な関係を作っていくことが重要な仕事だと思っています。
グローバル生産企画部は、設備面というアプローチで、モノづくりの土壌を作るのが業務です。納期通りに新規設備を導入できたり、他拠点の方との関係性が良くなって、上手く業務の進め方の交渉ができたりしたときに、やりがいを感じられます。部長から、『T.Kが良ければそれで進めていいよ』と言われたときは、一生懸命取り組んで良かったと思いますね。
営業としてのやりがいで言えば、売上の大きさが段違いであることです。前職の商社時代はせいぜい月数百万円でしたが、今は1つの案件で数億円、数十億円が動きます。お客様が欲しい部品を、弊社の技術部が設計して調達部が調達し、それを工場で完成させ、営業が売る。単月、単日の規模ではない、大きなビジネスができるのは、グローバルに展開している不二工機ならではの魅力です。実際に世界の経済とリンクしている側面もあって、材料の高騰や納期の難しさに直面することもあります。世の中でニュースになっていることがそのまま体感できるのは、入社してよかったと思える点ですね。
何事も全員で合意した上で進めましょう、という雰囲気があり、良い意味で一つの部門に対するプレッシャーや心的負担も緩和されていると思います。その一方で、タスク管理が会社の課題かな、と感じています。『いつまでに、誰が、何を、どれ位する』というのを、私はエクセルで作ってみんなに送っているのですが、中々上手くいってません(笑)
私が入社した2014年は、人間関係が第一、という風潮がありました。しかし、近年は当社営業職とお客様の調達部・設計さんとの仲が良い・先輩方が築いてきた人間関係だけでは、ビジネスの継続は危ういと感じています。お客様のおかれている状況も、コスト面・品質面が厳しくなっているため、人間関係だけではサプライヤーを選びきれなくなっています。これからは、コストなのか、納期なのか、仕様なのか、何を求めているのか。そうした要素もしっかりと加味してビジネスする必要がありそうです。
男性でも育休が取りやすいことは特徴のひとつです。今度2人目が生まれるので、取得させていただきます。近年は情勢も鑑みて、早出などの環境改善が少しずつ進んでいます。子育て世代としては、そういう改善は嬉しいので、この先ももっと良くなってくれたら良いな、と期待しています(笑)。
確かに、有給も取りやすいですね、残業も少ないですし。
残業は前職と比べて本当に減りました。ただ、家が遠いので、通勤に時間はかかるんですけどね(笑)
時代の影響もあるとは思いますが、本当に有給も取りやすいですね。残業は時期や部署、人にもよりますが一般的ですし、もちろん強制もされません。仕事がない人は定時に帰る、逆に理由があれば残ってもいい。よく、残業代がもったいなくて強制的に帰らされる話もありますが、不二工機はそういうものとは違います。しっかりと残業する理由があれば分単位で申請可能なシステムになっています。
あなたと不二工機、100周年を創りたい
エントリー